月日が経つのは早いもの。つい先日お正月を迎えたばかりのような気がしますが、もうしばらくすると、子どもたちが新学期を迎える季節がやってきます。お子さんの成長が喜ばしい反面、「そろそろPTA役員や委員決めがあるなあ」と、感じる方も多いかもしれませんね。
今回は、ある小学校でPTA本部役員を経験したというAさんに、PTAにまつわるお話を伺ってみました。
子どもの様子がわかると思って…
AさんがPTAの本部役員を引き受けた理由は、単純に「学校に足を運ぶ機会が増えれば、子どもの様子が分かるかと思って」。
打診された役職は「会計監査」。仕事は年度末の決算報告書のチェック。「あとは、都合がつくときに、行事の準備に参加してくれれば」ということだったので、「それぐらいなら協力できそう」と思ったことも大きかったといいます。
「やってみると、そんなに悪いものでもなかったですよ」というAさん。学年を超えた知り合いができるので、同級生のママさんに聞いても分からないことを教えてもらうことができますし、他の保護者よりも学校の行事などの情報を早く知ることもできます。地域と学校のかかわりや、その中でPTAが果たす役割を理解できたことも収穫でした」
「ただ、いろんな考えの人が集まって行動するので、何かしら起こるんですよねえ…」
改革やりっぱなし
効率を上げるための改革は喜ばしいことですが、中には逆に「仕事を増やす改革」をする人もいます。Aさんの在任中で印象に残っているのは、ある年の広報委員会。