教材の進め方も、1日に多くのページをこなそうとするより、確実に集中できる量を把握して計画を立ててあげるほうが良いようです。

「ひとり学習」も少しずつ採り入れる

子どもに付きっきりで勉強をみていたら、いくら時間があっても足りません。家で勉強する習慣が少しついてきたら、次は子どもひとりで勉強する日をつくってみましょう。

そうすることで自立心も養え、親も自分の時間を少し取り戻して、イライラが減ってくるはず。勉強が終わったら内容を見せてもらって一緒に確認すると、頭へのインプットがより強化されるでしょう。

まとめ

幼い子どもの家庭学習は、思う通りにいかずイライラすることも多いものです。しかし、子どものレベルに合った教材で、時間や量を決めて勉強するとイライラは軽減できます。慣れてくれば、ひとりで机に向かうことも可能です。

親子ともにストレスの少ないやり方で学習を習慣化することが、小学校に上がってからも「勉強は楽しい!」と子どもが思えることにつながるのではないでしょうか。

中村のぞみ