言ったあとで「こんなことで怒ってしまって、親失格だ…」と自己嫌悪に陥ることもあるでしょう。けれども親だって人間です。感情を完璧にコントロールするなんて無理。

筆者にも幼稚園に通う子どもがいます。ひらがなや数字、英語に興味津々で、気になることがあるとこちらの都合にお構いなく「どうして?」「なんで?」と質問を投げかけてきます。忙しくないときは対応できますが、仕事や家事に追われているときや体調が悪いときには付き合いきれないことも。

すると子どもがイライラしてぐずりだし、言い聞かせてもダメなので今度は私がイライラ…。こちらが折れて勉強に付き合いだしても、すでにお互い気分を害しているのでうまくかみ合わず、イライラは最高潮に。

気の持ち様だけでは、こんな悪循環は防げそうにありません。では、「イライラが起きにくいように環境を整えていく」という防止法はいかがでしょうか。

家庭学習にはメリハリが大切

家庭学習のやり方にメリハリをつけることが、子どもにとっても親にとってもイライラ軽減につながるようです。その方法を主に3つ、挙げてみます。