学習時間にメリハリをつける

大人も子どもも、集中できる時間には限りがあります。特に幼い子どもは集中力が長く続きません。集中力が切れた状態で勉強しても、内容が頭に入ってこないですし、何より勉強が楽しくなくなってしまうというデメリットがありますよね。

そうならないために、たとえば「午後3時から30分間、勉強しようね」と子どもと事前に決めておけば、親も子どももその時間だけ集中すればよいことになります。これを毎日続ければ、幼い子どもの頃から勉強する習慣がつくのでおすすめです。

子どものレベルに合った教材選びをする

家庭学習のはじめは、幼稚園や習い事の“復習”を中心にするのが良さそうです。予習も大切ですが、復習で基本を着実に押さえることが重要。とはいえ、復習ばかりでは子どもも物足りなさを感じるようになるので、少しずつステップアップできるように教材を選びましょう。

実は、筆者の家では、挑戦させる意味合いもあって少しレベルの高い教材を購入しました。子どもは新しい内容に興味を持ってどんどんやりたがりましたが、内容を理解しきれなかったらしく、結局、何度も同じようなことを質問してきたり、集中力がすぐ切れて投げ出してしまったり。大人のほうも何度も似た質問をされるのに、正直ストレスを感じました。