いよいよ4月から【在職老齢年金制度】基準額「51万円→65万円」へ!年金"満額ライン"が大幅アップ
年金10万円なら「賃金55万円まで」年金満額に!早見表でチェック
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再来月4月から「働きながら年金を受け取る」シニア世代にとって大きな制度変更がはじまります。
少子高齢化が進む中、シニア世代の就労はますます広がっています。最新データでは、65〜69歳の半数以上(54.9%)が働いているとされ、元気に活躍する高齢者は珍しい存在ではなくなりました。
こうした状況を踏まえ、厚生労働省は「在職老齢年金制度」の見直しを決定。働く意欲のある高齢者が、より安心して仕事を続けられるしくみへと変わります。
1. 在職老齢年金、基準額「51万円→65万円」へ!年金"満額ライン"が大幅アップ
「在職老齢年金」とは、働きながら厚生年金を受け取る人のうち、収入が一定額を超えた場合に、年金の一部または全部が支給停止になるしくみです。今回の改正で大きく変わるのは、年金が減額されるかどうかの目安となる「基準額」です。
1.1 改正の内容
- 支給停止の基準額:月51万円 → 月65万円へ引き上げ
- 対象者:厚生年金に加入しながら働く60歳以上の人
- 調整の対象:老齢厚生年金のみ
※老齢基礎年金はこれまでどおり全額支給
つまり、「働いて収入が増えると年金が減るから」と仕事をセーブしていた人でも、これまでより多く稼ぎながら年金を満額受け取れる可能性が広がります。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
FP資格「CFP®認定者」及び「1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)」を保有。
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社し、生命保険・損害保険の実務および社内教育部署にて教材制作・研修企画に長年従事。独立後はファイナンシャルプランナーとして公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計などの相談実績を持つ。また、マネースクール講師としてNISA、iDeCoを含む資産運用、社会保障など幅広い分野で「お金の先生」として活動。特に公的年金制度の仕組み、老齢年金、障害年金、遺族年金といった厚生労働省管轄の社会保障分野に深い知見を持つ。
現在、株式会社モニクルリサーチのLIMO編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の一次情報をもとに、信頼性の高い記事の企画・執筆・編集・監修を担当。J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして、企業や学校への金融教育の普及にも尽力している。
大の犬好きで、現在も愛犬と暮らす。JADP認定の「動物介護士®」「動物介護ホーム施設責任者®」「ペットセラピスト®」の資格を取得。確かな金融知識を持ちながらも、生活者としてのリアルなライフスタイルやペットケアへの深い造詣を日々の活動の糧としている。
(2026年6月26日更新)