2. 外食の上限額を決めて楽しむ

節約するには自炊できれば一番ですが、心理的・時間的に料理のできない時もあります。外食費の上限額を決めて、使いすぎない範囲で楽しむようにしてみましょう。「月に2万円まで」など、上限額の範囲内でやりくりすると外食の幅が広がります。

「チェーン店なら家族で5,000円以内で済むから、毎週土曜日を外食デーにしよう」など、工夫次第で十分楽しむことができます。また、コストコなど食材豊富な店舗にお出かけすると店内でお得なファストフードを満喫できますし、食品のお得なまとめ買いもできます。料理の時短に役立つ食品が多数そろっていますので、冷蔵庫に入る量を守って購入すれば食費のセーブにも役立ちます。

3. 定額サービスへの出費を見直す

便利な定額サービスも、実際に活用できているかどうかを確認してみましょう。割安だからと年間契約にしていても、使わないのであれば思い切って解約しましょう。割高か割安かを基準にするのではなく、「自分に必要なサービスは何か」を基準に考えることで無駄を省くことができます。

まとめ

なかなか貯められない、収入さえ増えれば…そう考えてしまいがちですが、今の収入から給与天引き分を増やすなど、着実に増やす工夫をしていきましょう。節約したり先取り貯金をした分は、簡単に引き出せないように管理していくことも必要です。生活を見直し、できるところから節約にとりかかってみましょう。

【ご参考】貯蓄とは

総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。

LIMO編集部