ここで大切なのが、相談相手との相性です。理想だらけで現実味のないアドバイスをする人、昔ならではの「女なんだから」という価値観を持ち出す人、「やっぱり母乳が一番」と自分の価値観を押し付けてくる人、相談内容を聞いてマウントをとってくる人…様々な人がいます。
その中から、親身になってくれたり、具体的なアドバイスをしてくれる人を選んで相談しましょう。保健師さんなどプロに相談する場合も、1人に相談して諦めるのではなく、複数の人に相談してみてください。
同時に、現代だからこそSNSでつぶやいたり、絵日記やイラストを投稿したり、ブログを書いみるものいいでしょう。育児中は地域の人としか出会えないのがネックですが、SNSを利用すれば広く多くの人と出会うことが可能です。
相談内容は具体的に、インパクトのあることから
悩みが大きい場合は、具体的なエピソードで、インパクトのあることから話すことを心がけましょう。
悩み相談をするとき、特に育児など家庭の内容になると、エピソードが散らばってしまいがちに。インパクトの大きい内容から説明すると、相手に伝わりやすいですし、具体的なアドバイスを貰うことができます。相談したいことは紙にまとめておくことも大切です。
核家族やワンオペ育児の現代だからこそ、相談は思っている以上に大切です。まずは相談する勇気を出し、おすすめなのは相談先をいくつももっておくことです。「子どもの体調はこの人」「長男のことはこの人」「家庭のことはこの人」と何人も相談相手を見つけておくと心強いでしょう。
宮野 茉莉子