誰しも育て方が分からず、悩み、不安になり、間違え、自己嫌悪し、後悔することを繰り返しながら、手探りで育児をします。「これくらいのこと」なんて思わず、むしろ、まずは小さなことから相談するクセをつけると相談上手になれるでしょう。
相談すると視野が広がる
心の葛藤を減らすためにもう一つ重要なのは、視野を広げることです。
筆者も育児をしながら、子どもの少食やアレルギー、入院など数々の悩みや不安を経験してきました。勇気をもって周囲に相談すると、悩んでいるのは自分だけではありませんでした。
いつも笑顔のママが、ものすごく悩んだり、同じように辛い思いをしていたり。勇気を出して周囲に相談して知ったのは「悩んでいるのは自分だけじゃない」ということと、「自分は視野が狭かったかもしれない」ということでした。
まずはインターネットやSNSで悩みを検索してみてください。「みんな悩んでいる」と分かるでしょう。勇気をもって周囲に相談してみると、同じように皆悩み、苦しんでいることが分かります。それがある時は勇気になったり、ある時は傷付いた心を慰めることもあるのです。
「相談相手との相性」は重視を!
いざ相談となると、「夫や親きょうだい→旧友やママ友→子育て支援センターなどに常駐している方、保健師さん、園の先生など」と段階を踏んでいくことが多いと思います。