「子どもの頃から、いつも親に指示されてばかりいました。私がやりたい遊びや習いごとは全て却下され、『あの塾に通いなさい』『この大学を受験しなさい』と進路まで親に決められていたのです。今思えば、自分の意見を言うことを諦めていましたね。

そんな親の干渉は、就職活動の時期まで続きました。あの会社はだめだ、もっと大きなところにしなさい、と…。そのとき、『これ以上親の言いなりの人生を歩むのは嫌だ』と決心。自分で選んだ会社に入社し、親の反対を押し切って一人暮らしを始めました。

未だに電話で『そんな会社、早く辞めなさい』『こっちに帰って来なさい』と言われることもあります。それでも、『自分の決めた道を進みたいから』と堂々と告げていますよ。自分のしたいことができる毎日は、とても充実しています」

まとめ

理不尽な親と自ら距離を置いた人は、決して珍しくありません。「親と親密な関係でいなければならない」「親の意見に従わなければならない」と思い込んでいる方は、一度その固定概念を見直してみてください。自分の本心に耳を傾けると、自分が本当にしたいことが見えてくるかもしれませんよ。

LIMO編集部