「社会人になり、親元を離れて一人暮らしをするようになった私。長期休暇には実家に帰っていたのですが、帰省のたびに『帰ってくるんじゃなかった』と後悔していました。

というのも、両親は口を開けば否定ばかり。『いつまで経ってもお前は成長しないな』『お前の同級生はもっと立派なのに』と、気が滅入る説教をしてくるのです。

次第に『親に会いたくない』という気持ちが強まり、ついに帰省をしない決心をしました。電話だとネチネチ言われるので、近状報告はほとんどメールです。誕生日にはプレゼントを贈るなど、自分にとって無理のない関わり方を続けていますよ」

親の言いなり状態を卒業したCさん

顔を合わすたびにネチネチ言われると、親に対してうんざりするのも無理はありません。しかし、幼少期から親の言動に悩まされている場合、つい言いなりになってしまうこともあるでしょう。そこで、社会人になるのを機に言いなり状態から脱却した、Cさんのケースを見て見ましょう。