たとえば、
・上司について事実無根の悪い噂を流す、人事に告げ口する部下
・何かにつけて「人事部に報告します」「訴えますよ」と脅してくる部下
・同僚まで引き入れ、集団で無視したりボイコットを煽ったりする部下

近年のパワハラに対する批判的な風潮によって、企業のコンプライアンス意識は過剰傾向、パワハラ加害者にならないよう上司もかなり気を遣うようになっています。これらが部下たちの度を越えた権利意識を生み、「逆パワハラ」を助長しているようです。

パワハラや逆パラハラで深まるコミュニケーションの溝

パワハラや逆パラハラが起こってしまうような職場で、業務を円滑に進めることは難しいでしょう。どんな形で溝が深まるのか、その「負のループ」を、順に追ってみていきましょう。