幼児教育・保育無償化で収入に差がつく?

幼児教育・保育が無償化されたことで、「働かなくても生活に余裕はあるが、無償なら子どもを預けて働こうかな」と考える人も出てくると予想されています。ライバルが増えるため、働かないと生活できない世帯に、就職や保育園探しの面でしわ寄せが及ぶ可能性もあるのです。

制度の恩恵を受けて世帯収入が増える人がいる一方で、働きたくても働けない人も増えて、ますます格差が広がるのではないかと懸念する声も聞かれます。

こうした状況のなか、あなたは出産後どんな選択肢を選びますか。

離職する前に、現状をしっかり把握して将来のプランを立てたうえで、進むべき道を決める必要がありそうです。

【参考】
「ユースフル労働統計2018 ―労働統計加工指標集―」労働政策研究・研修機構
「『共同参画』2019年5月号」内閣府共同参画局
「男女共同参画白書 令和元年版」内閣府共同参画局
幼稚園、保育所、認定こども園等の無償化について」内閣府

LIMO編集部