「金投資」は延べ棒を買うだけではない。月千円スタートの投資方法も

ちなみに、田中貴金属で販売されているもっとも小さい金地金は、5gで縦20.0×横12.5×厚さ1.5mm。上記価格で買うと6,094円×5g＝30,470円です。ただし、取引重量が500g未満だと、さらに手数料（5g購入の場合で税込4,400円）がかかります。

金投資デビューには、ちょっとハードルが高いと言わざるをえないようですね。

「純金積立」では、月々一定額の金を買付（定額購入）して積立していきます。

購入量を毎月同じにする「定量購入」という積立方法もあるのですが、定額であれば金価格が安い時に多く買い、高い時には少なく買うことになるので、長期間では価格が平準化されて価格変動によるリスクを低減させる効果があると考えられています。「ドルコスト平均法」と言われ、株式投資などでも使われている手法です。

ネット証券には月1,000円の積立から申し込め、年会費や保管料が無料のところもあります。初心者でも始めやすいのではないでしょうか。

金に直接投資するのではなく、金価格に連動するETF（上場投資信託）を購入することで、間接的に金へ投資をする方法もあります。