こうしたパワハラ上司は、「優位なポジション」を崩されることを嫌います。そこで部下と捨ては、上司のさらに上の上司や役員とつながりを持つのもひとつの手です。「もしかして自分のパワハラがバレるのでは……」と上司は恐怖を感じることでしょう。パワハラ上司は、上の立場の人に「自分がどう思われているか」を一番気にしています。そこを上手く利用するんですね。
ちなみに「役員に気軽に話しかけるなんて……」と思うかもしれませんが、実は趣味や好きなことの話なら、役員は意外とフランクに話せる存在。「〇〇さんの趣味はゴルフでしたよね?私もゴルフを始めようと思うのですが、初心者はどんな道具を買ったらいいですか?」といった話を振ってみましょう。パワハラ上司の前で話しかけると、効果抜群ですよ。
「残念な上司」への対処法
「残念な上司」を前に、部下ができることはまだあります。
たとえば、問題があったときに相談しても上司が何もしてくれない場合は、人事部や上層の人に相談しましょう。深刻な問題に発展する前に、第三者の力を借りてみてください。