対象講座と受講可能な施設は、厚生労働省が提供している検索システムで確認できます。対象講座は変更されることもあるので、最新情報をチェックするようにしましょう。

余裕をもって準備をスタートするのがポイント!

給付金を受けるためには、受講開始日の原則1カ月前までに、「ジョブ・カード」をはじめとする必要書類をハローワークに提出し、受給資格確認手続きを行う必要があります。

「ジョブ・カード」の作成は、職業経験の棚卸しやキャリアプランづくりを自分ひとりで記入するのではなく、“訓練対応キャリアコンサルタント”との相談を経て完成させることになるので、その分のリードタイムも見ておかなければなりません。

まとめにかえて

「専門実践教育訓練給付金」の対象になる “厚生労働大臣が指定する講座”のラインアップは、裏をかえせば、今後の日本社会で求められる人材、不足が懸念されている人材の養成リストとも言えます。いま、会社に在籍しながらキャリアアップの方向を模索している人にとって、考えるヒントにもなりそうです。制度のくわしい解説や対象講座が確認できるウェブサイトを訪れてみてはいかがでしょうか。

【参考】
教育訓練給付制度」厚生労働省HP
専門実践教育訓練給付金の拡充であなたのキャリアアップを支援します」政府広報オンライン