そこで、まずは目標を立ててみましょう。目標があれば、それに向かって自分で考えて行動するようになります。その時には、選択肢をいくつか用意しておくことも忘れてはいけません。
例えば計算力を高めたいなら、塾に通って友達と切磋琢磨する、家で計算ドリルをする、買い物など日常の中で学ぶなど、方法はいくつもあります。本人に手段を選ばせることで、興味を持って取り組むようになります。
目標は親が一方的に決めるのではなく、親子で話し合って決めましょう。子どもが難しそうな目標を宣言したら、「それだけ向上心があるんだ」と前向きに捉えることもできますよね。時には、本人の好奇心に任せてみるのも大切です。
ステップ3 子どもを評価する
次のステップは「評価する」です。取り組みや普段の行ないを親から認めてもらえた子どもは、自己肯定感がどんどん高まっていきますよね。また目標があれば、それを達成したかどうかでも評価の方法の1つになります。設定した目標を定期的に振り返り、「最後までやり遂げたね」「達成までもう少しだったね」といった言葉を添えてあげましょう。