《年金受給例》
・国民年金の場合…満額受給者1人あたり月額6万5,008円
・厚生年金の「モデル世帯」…月額22万1,504円

厚生年金の「モデル世帯」とは、「夫が平均月収(42.8万円、年収ベースで約513万円)で40年間就業し、妻がその期間すべて専業主婦であった世帯」のこと。実際の年金額は平均月収や就業状況などの加入実績により異なることになります。

上述の「ゆとりのある老後生活」は毎月平均36.1万円です。年金の見込み金額と比較してどのように感じるでしょうか。仮に月5万円不足するとすれば、2,000万円問題と同じように20年で約1,300万円30年なら約2,000万円。不足額が月7万円であれば20年で約1,680万円30年で2,520万円となります。データはあくまでも目安ですが、重要な参考データとなります。

【参考】
(※2)『令和元年度「生活保障に関する調査(速報版)」』 生命保険文化センター 2019年9月20日発表(調査対象:18~69歳の男女個人、サンプル数:4,014、調査時期:平成31年4月6日~令和元年6月2日)
(※3)『平成31年度の年金額改定についてお知らせします』厚生労働省

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