自動的に貯金ができる仕組みを利用する

貯金ができなくて悩んでいる場合には、自動的に貯金ができる仕組みを利用するのも1つの方法です。たとえば、給与が振り込まれる口座から毎月一定金額が自動的に定期預金に振り替えられる「自動積立定期預金」は、そのような仕組みの代表例です。

自動積立定期預金を利用しなくても、給与が振り込まれたら貯金にまわすだけのお金を先に手動で引き出して別の場所に保管し、残ったお金でやりくりしていく、いわゆる「先取り貯金」でもかまいません。

勤務先の会社が財形貯蓄制度を設けている場合、そういった制度を活用するのもいいでしょう。

「頑張って貯金をしよう!」と意気込んでみても、人間の意志というのは意外と脆いものです。意志が弱いという自覚のある人は、こういった仕組みや制度の助けを借りつつ、コツコツ貯金をすることが効果的ですね。

まとめ

趣味にお金をかけながら貯金もしっかり行うというのは、一見相反することのように見えます。しかし、今回お伝えしたようなことを意識していただければ、趣味と貯金を両立させることは十分可能になるでしょう。

趣味のない人生も辛いですし、お金のない人生も同様に辛いものです。趣味と貯金を両立させて人生をより豊かなものにしていくために、今回の記事が参考になれば幸いです。

【参考】「趣味にかけるお金はいくら?」(ニッセイアセットマネジメント)

川上 俊介