・「都会は田舎とは違い、かなりの男女平等です。せっかく男子と同様に学んだり活動しているのに、地元に帰ると『女の癖に勉強ばっかり』という発言や、飲んでダラダラする男性・台所でひたすらご馳走を作るだけの女性の姿が広がり、一気に冷めた気持ちになってしまいます。『ここに戻ってきたら私もこんな未来が…』と想像すると、現実逃避もあり地元に帰りたくないのかもしれません」
・「地元に帰るととにかく夜が早い。まあ、繁華街にでればそれなりにお店はやってはいます。でも、店員さんが昔の知り合いだったり、友達といるところを近所の人に目撃され、親に報告されたりするのであまり好きなようにできないというのが本音です。一度都会でそういったしがらみのなさを経験してしまうと、地元の狭い世界が窮屈に感じてしまいます」
最近の若者は、風習や伝統といったものに縛られる生活を特に嫌う様子。帰省のたびに口うるさくしていると、地元離れを加速させてしまうことにもつながるかもしれません。
まとめ
衣食住のこと・お金のこと・これから先のこと。一人暮らしをはじめるのは期待と不安が詰まっています。我が子のドキドキの新生活は、楽しく希望に満ちたものにしてあげたいものですよね。
子供が自立する日は、突然やってくるわけではありません。いつか来るその日に向け、子供だけでなく親たちも少しずつ準備を整えてあげることで、お互い気持ちのよいスタートが切れるのではないでしょうか。
LIMO編集部