全国大学生活協同組合連合会の「2018年度保護者に聞く新入生調査報告書」によると、私立大学下宿生が入学までにかかる費用は227万500円となっています。自宅通学の学生は153万500円となっているため、やはり一人暮らしの学生のほうがはるかに費用が必要なことがわかります。

また、一般受験の学生は自宅を出る直前まで受験勉強をしていたため、料理や掃除・洗濯などを学ぶ暇もなく上京してしまうという人もいるそう。「うちの息子、炊飯器の使い方わかのかしら…」なんて心配している親御さんもたくさんいます。

スマートに新生活を始めるために

それでは、そんな不安に陥らないために、事前にできることはあるのでしょうか。まず、親が心配する費用面。こんな大金、急に用意するのはなかなか難しいですよね。多くの人が活用していると言われているのが学資保険や積立定期預金といったコツコツ型の貯金です。手に届く場所からお金をあらかじめ離しておくことで、入学金や敷金・礼金といったまとまったお金を用意することができます。