たとえば、妊婦健診は予定日が近づくにつれて頻度が多くなるため、後半は補助券が不足するケースが見られます。補助券の金額や回数の上限を上回った分は自己負担となるため、出産前に健診代がかさむ可能性があるのです。
さらに、いわゆる「セレブ産院」と呼ばれる病院では、出産育児一時金でカバーできないほどの出産費用が発生する場合があります。そうでなくても、陣痛促進剤や無痛分娩用の麻酔などに、想像以上に医療費が高額になるケースも少なくありません。
このような場合、補助金や給付金に加えて自己負担分が発生します。重いつわりや切迫早産などで入院する可能性もあるため、余裕をもったお金を用意しておく必要があるといえるでしょう。
医療費以外にかかったお金は?
出産を終えたあとは、育児に関する出費が発生します。とはいえ、初めての育児を迎える方にとっては、何にいくらかかるのかイメージできない部分もあるはず。そこで、ママたちに育児に関する出費について聞いてみました。