「うちの主人は私が出かけるときに必ず『何時に帰ってくる?』と聞いてきます。私が出かけている間、子どもを見てくれているのは他でもない主人。自由な時間を与えてくれていることに、もちろん感謝はしています。でも、毎回毎回欠かすことなく『何時に帰ってくる?』と聞かれるのにはうんざり。主人が飲み会に行くときや、休日たまに一人で出かけるときには、時間を気にしないようにと私はあえて質問しません。だからこそ腹が立つんですけどね。自分は時間なんて気にすることなく出かけられるのに、なんで私はハナから時間の縛りを設けられるの?っていう不平等感がハンパないです」(32歳女性/アイリスト)

子育て中の女性にとって、“自由な時間”こそが何よりものごほうび。自分のことだけに集中できる時間は、これ以上ないスペシャルな時間なのです。自分の個人的な用事での外出を許してもらえることは、ご主人に対しても大きな感謝の気持ちを抱ける瞬間。でも、“何時に帰ってくるの?”というたった一言が、感謝の気持ちを半減させてしまいかねないのです。

奥さんに“たまには一人でゆっくりしてほしい”と考えている男性には、ぜひ時間の制約を作ってしまうような一言を言わないように気をつけてもらいたいですね。ほとんどの女性は、結局子どものことが気になってしまい言われなくても早く帰ってくるものですから。

イラっとしたという事実を伝えることも大切なのかも

夫婦で生活をしていると、相手に対してイラっとすることなんて日常茶飯事です。イライラの度合いに違いはあれ、どんな夫婦もパートナーに対して何かしらの不満を感じたことはあるはず。

ただ、そのイライラをため込んでしまうと、夫婦としてもよくない方向に転んでしまいかねません。イライラするときがありながらも夫婦という関係を続けていくには、相手に“こういうことは言ってほしくなかった”と事実を伝えることも大切です。

川西 まあさ