ゴーン被告が自己正当化を英語で発信する理由~日本人の英語はどうあるべき?

また、日本語は西洋言語と相応の差異がありますから、どうしても自然に身につくというよりも勉強をしないと身につかないということもあります。この点では、西洋言語のネイティブスピーカーは英語に関して利点があることは否めません。

もっとも、日本が西欧列強の植民地にならずに日本語を堅持し、中途半端な外国語を導入しなかったことは誇るべきことです。

筆者の結論ですが、英語は必要な人が一生懸命やればいいものだと思っています。もちろん、海外赴任する日本人ビジネスマンに英語は必須ですし、現地言語も習得する必要があるでしょう。優秀な通訳が常時ついていれば会社の中では不要かもしれませんが、社外では不便を感じると思われます。

英語の身につけ方はいろいろあると思いますが、日本語と同じで毎日英語に触れていないと忘れます。ですので、英語に関わらず外国語を身につけようと思ったら、その学習に終わりはないと自覚するしかありません。

小学校から英語を学ぶにしても、耳と頭に残るようなやり方でないと将来的には全く効果はないでしょう。大学入試の英語の試験も同じです。なにせ、英語ネイティブは生まれてこのかた英語を聞いて喋っているのですから。

ことほどさように、日本人が英語を身につける王道はありません。毎日コツコツしっかりと、ぐらいしかないのが現状です。

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太田 創(一般社団法人日本つみたて投資協会 代表理事)

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太田 創
  • 太田 創
  • 一般社団法人日本つみたて投資協会
  • 代表理事

関西学院大学卒。1985年、三菱銀行入行。1988年より約10年間、ロンドンおよびサンパウロで資金為替・デリバティブ等の運用、投資信託の管理業務に携わる。
その後、2000年からシティグループ(米)、UBS(スイス)、フィデリティ(米)、GCIにおいて投資信託のマーケティング・商品企画を統括。現在は一般社団法人日本つみたて投資協会・代表理事。
主要な著書には、『ETF投資入門 』(日経BP 2008年)、『お金持ち入門』(実業之日本社 2015年 共著)、『毎月3万円で3000万円の「プライベート年金」をつくる 米国つみたて投資』(かんき出版 2019年)などがある。