マウンティングが大好きな女性というのは職場や園のママ友をはじめ、どこにでも存在するものです。ただ、相手が親族の場合は縁を切ることもなかなかできず、その上情報も筒抜けなため、厄介事が長引いてしまうようです。何年も続く血縁内マウンティング。長年のストレスとなるその実態とはいったいどのようなものなのでしょうか。

子供で勝負!進学先を気にする兄嫁

Hさんの子供とご主人のお姉さんの子供は同級生でした。春生まれの義姉のうちの子供より半年ほど遅く生まれたHさんの子供。最初のうちは子供の成長についていろいろ相談に乗ってもらうなど、良い関係を築けていたといいます。ところが、小学校に入りHさんの子供の身長が急に伸び、運動もできることを義母から聞いた義姉は態度を一変。何かとHさんに探りを入れるようになったそう。

「義姉一家とは同じ市内に住んでいたため『身長は今どれくらいになったの?そっちの小学校はミニバスケットボールが強いけど、入るつもりなの?』とまだクラブ活動が始まる年のもなっていないのに娘の意向を聞いてきました。うちの娘はおっとり型でバスケットボールには興味がなかったためそのことを伝えるとホッとした様子で。どうやら義姉のうちのお子さんはバスケットを始めるつもりだったみたいなんです。しかし、身長もそんなに高くないので、もし一緒に初めてうちの子だけがレギュラーになったらと考えたよう」

最初は「娘さんが傷つかない様先回りしているのかな」と思っていたHさん。しかし、学年が進むにつれ、義姉の興味は子供たちの学力へと向いていったそうです。