無事に副業を始めたとして、副業で得た収入が年間20万円以下であれば、確定申告の必要はありません。しかしアルバイト先の収入合計が20万円を越える場合には、確定申告が必要になります。もし確定申告をせずに税務署に見つかったら、50万円以下の所得があった場合15%、50万円以上の場合は20%の追徴課税が課せられます。

副業は事業所得か雑所得のどちらかで申告します。事業所得の場合、赤字だと他の所得、例えば給与所得と相殺できます。もし事業所得が30万円の赤字なら給与所得から30万円控除でき、所得税の還付が受けられます。雑所得ではこのような損益通算はできません。

だったら事業所得で申告しよう!と思うかもしれませんが、副業が事業所得になるのか雑所得になるのかは、明確な基準がありません。後から税務署に指摘を受け、数年分の還付金の返金、延滞税、保険料の納付などを一度に払わなくてはいけなくなります。なんでも事業所得として処理できるわけではないことは認識しておきましょう。

まとめ

2018年は副業元年と呼ばれ、以来、副業ができる空気や環境が整えられつつあります。なかにはスマホだけでできちゃう副業もありますので、あまった時間があったら有効に活用してみてはいかがでしょうか。

LIMO編集部