• 口で3回注意したけど言うことを聞かないので、頬を叩いた
• 大切なものにいたずらしたので、長時間正座をさせた。
• 友だちを殴ってけがをさせたので、同じように子どもを殴った
• 他人のものを盗んだので、罰としてお尻を叩いた
• 宿題をしなかったので、夕ご飯を与えなかった。

ガイドライン上では、上記にあたる行為はすげて「体罰」になるとのことです。

親のいうことを聞き過ぎる子ども

親のいうことをよく聞く子どもは、一般的には「良い子」に分類されます。また、他から見ても良好な親子関係を築けているように見えます。

ただし、子どもが目に見えない親からの圧力を感じ、不安な気持ちを大きくしている場合には、精神的虐待に位置付けられることがあります。

• 親が厳しく指導している
• 進学する学校の選択は親
• 他の家庭の進路を気にして、我が子と比べる
• 「親は子どもに常に寄り添い、助言をするべき」と考えている

このような点が当てはまったら、要注意です。
親からしてみたら愛情だったとしても、子ども側からしてみると親の存在が恐怖であり、怒らせないようにただただ言うことを忠実に受け止める以外の選択肢が無かっただけ…という状況は、とても危険です。

このような状況が続けば、子どもはいつまでたっても親から自立することができず、反抗期になってもうまく自分を表現することができないため、行動だけでは無く健康面にまで支障をきたしてしまうことがあります。

自尊心を傷つけるしつけ

例え小さい子でも自尊心があります。その自尊心を、親の無意識な言動で傷付けている可能性もあるのです。例えば、以下に当てはまるようなことを言ってしまってはいないでしょうか?