しつけと称した児童虐待による痛ましい事件が、連日報道されています。そんな報道を見るたびに胸が痛み、虐待した大人に対して怒りを覚える方も多くいらっしゃることでしょう。
ですが、実際に子育てをしている中で「これって、もしかして虐待かも…?」と感じたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?実際に、しつけと虐待の境界線はどこなのか…検証していきたいと思います。
これも「虐待」?さまざまな形を検証する
2019年12月、厚生労働省が体罰にあたる行為を具体的に示したガイドライン「体罰等によらない子育てのために(素案)」を公表しました。
このガイドラインに書かれている具体的な例に関して、多くの人から「これも虐待になるの?」という声が、SNS上でも多くあげられていました。