ワンオペが辛くなくなった

住宅ローンに車関係、水道光熱費に保育料と、毎月かなりの支出を負担することになった夫。筆者も夫の申し出に甘えたものの、「夫ばかり支出が増えて申し訳ない」という罪悪感が残りました。

しかし、この罪悪感がいい方向に働きました。それは、筆者が毎日のワンオペ育児がポジティブになったことです。

もちろん、保育園に入れたことで24時間ずっと一緒のワンオペ育児から解放されたことも大きな要因ですが、夫が保育料を払ってくれている事実が「私も仕事を頑張ろう」と思う後押しになり、夜に一人で子どもの世話をしていても「辛い」とあまり思わなくなりました。

ある意味では、それまでは自分一人だけが背負っていると思っていたワンオペ育児において、夫の支えを”保育料“という形で直に感じられるようになっているのかもしれません。

もちろん、筆者と夫のどちらの口座から引き落としをしようが、我が家の家計から払っていることに変わりはありません。しかし、夫の口座にすることで筆者も夫はなんとなく精神的なものが大きく変わりました。

子どもの保育料をどの口座から引き落とすかは、精神的な負担感や夫婦のバランスなども考慮するポイントなのかもしれませんね。

富士 みやこ