夫は中間管理職のために、部下におごったり社内行事や土日の呼び出しがあったりして支出が多く、ワンオペ育児でフリーランスの筆者は子どもの病気等によって働けない日が増えるとどうしても収入が減ります。

そのため、子どもが8カ月を迎える際に入園した保育園の保育料は、どちらの口座から引き落としたらいいのかは丁寧に話し合いました。0歳児クラスに入園した子どもの保育料は月額6万円と、それなりに高額だったからです。

ワンオペ妻が保育料も払って家事育児をしたら「夫は不要」扱い?

そもそも、子どもを保育園に預けることは、筆者が働くためでもあります。筆者が仕事をしなければ、預ける必要はありません。そのため最初、筆者は自分が働くための必要経費として保育料を払うという方向で提案しました。

しかし、夫から返ってきたのは「家事育児もすべて君がやって、学資保険とかオムツとか子ども関係の支払いもすべて君がやって、さらに保育料も君が払う。それって子育てにおいて僕は何も関われていないみたいだ」という返事。

夫は家事育児を筆者に任せていることを申し訳なく思うのと同時に、子ども関係のお金をすべて筆者が負担することは「仕事も家事育児も妻で完結するから夫は不要だ」という状況に感じられたのでしょう。

また、夫は「直接的に手伝えないのは本当に申し訳ないんだけど、僕が一生懸命に働くことも間接的な家事育児参加の一つだと見なしてほしい。君の負担を減らせる家電を買ったり保育料を払ったりは、僕がやるから」と続けました。

どうしても子どもと接する時間の少ない夫が、保育料の負担という点で保育園や子育ての一端を担いたいと考えていたことに筆者は驚きました。こうして、保育料も夫の口座から引き落とすことに。