年収1000万円というのは、働いている人の目標の1つといえるでしょう。年収が1000万円もあれば、いわゆる「お金持ち」として贅沢できると考える人もいるのではないでしょうか。

しかし、年収1000万円でも余裕を感じない人が多くいます。実際、金融広報中央委員会(事務局 日本銀行情報サービス局内)による令和元年の「家計の金融行動に関する世論調査(二人以上世帯調査)」では、年収1000~1200万円の世帯で10.3%、1200万円以上で5.1%が「金融資産を保有していない」と答えています。

ここでは高収入であるはずの年収1000万円でも貯蓄ができない原因と、その対処法について解説します。

年収1000万円を稼ぐ人の割合

平成30年に国税庁が発表した「民間給与実態調査」によれば、サラリーマンの平均年収は440.7万円でした。

同調査によれば、実に37%と3分の1以上が年収300万円以下で、年収1000万円を超える人は5%しかいません。サラリーマンなど給与所得者で年収1000万円に到達する人は20人に一人にすぎないのです。

また、金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」では、年収1000万以上でも金融資産を保有していない世帯があることが分かります。年収が1000万円以上あっても、家計が火の車で「キツイ世帯」があるのです。

年収1000万円の手取りは?

なぜ年収が1000万あってもキツイ世帯がいるのでしょうか。まず、年収が1000万円あっても全額を受け取れるわけではなく、所得税や住民税、また社会保険料を引いた「手取り」が実際の収入になるということです。

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