私立中学校:新しい人間関係ができる

色々な場所から色々な人が集まってきます。上位校だと1時間や2時間かけて学校へ通う子も珍しくありません。学力は同じようなところからスタートですが、高校受験がないこともあり少しずつ開いてきます。筆者が私立中学校に通っていた時も途中でドロップアウトした子もいました。子供の同級生でも、学校から肩たたきをされ公立校に戻ってきた子もいます。

中高一貫だと同じ学校の高校生と仲良くなって、部活などで教えてもらうことが多いのも特徴です。筆者も中3の時に高校生の先輩と一緒にバンドを組みました。中高一緒に部活動をするところが多いので、6年間環境が変わらないので、同じ部活に没頭できます。

また、公立中学校に通う子から比べると行動範囲が広いのも特徴です。遊びに行くのも電車です。息子が私立男子校に通うママ友から聞いた話だと、中学生のうちから「○○駅集合ね!」というような形で待ち合わせするとのこと。友達のうちに遊びに行くのも電車で行くことになります。

公立中学校:知り合いが多い

地元の中学校に進むということは、小学校での知り合いも同じ学校にいるということです。近くの2~3校の小学校から1つの中学校に通うので全員知っているわけではありませんが、単純計算で3分の1は同じ小学校の出身者になります(実際はそんなことはありませんが)。中学校で、同じ小学校の同じクラスの子だった子がいるということもあります。なので「一緒になれて良かった!」というケースと「ああ、またあいつと一緒だ」というケースと両方あります。

実は、親同士の顔見知りがいるというのも結構大きいなというのが率直な感想です。学校から配布されるプリントを無くしたり、行事関係で分からないことがあると、小学校が一緒だったママ友にLINEでヘルプを求めます、また求められます(笑)。私立だと1から人間関係を構築しなくてはなりません。ママ自身が積極的に部活やPTAなど繋がれる場に出ていかないと繋がることができないようです。前出の息子が男子校に通うママ友も、部活繋がりでママ友ができたといっていました。

違い2:似たような境遇の子が多いVS色々な子がいて人生勉強になる