世界的な投資家 ウォーレン・バフェット氏

2人目は、世界的な投資家でありながら世界最大の投資持株会社バークシャー・ハサウェイのCEOを務めるウォーレン・バフェット氏のエピソードです。

Forbes JAPANによると、ウォーレン・バフェット氏の保有資産は2019年3月時点で825億ドル(約9兆円)と判明しています。

しかし住んでいる家は1958年に購入した質素な家、持っている携帯電話はガラパゴス携帯、自宅のデスクにはコンピューターがない…といった驚きの質素な生活を送っているのです。

また食の嗜好も庶民的で、バーガーキングやデイリークイーン、コカ・コーラの商品が好物だそうで、コーラは1日に5本も飲むそうです。ちなみにこれらの企業には彼自身が出資をしています。

実際にウォーレン・バフェット氏は自身の生活について「私はこのうえなく幸せだ。家を何軒も所有していたら、むしろ状況は悪くなっていただろう。私は必要なものをすべて持っているから、これ以上は必要ない。一定のレベルにまで達したのなら、それ以上に違いは生じない。」とコメントしています。

お金持ちは「ケチ」。それは本当?

彼らの資産額を見たあとですので、「なんて質素な生活をしているのだろう」と驚かれた方も多いのではないでしょうか。または、「なんてケチなんだ!」と感じた方もいらっしゃるかもしれませんね。 このように、実は「ケチ」という感覚は、極めて主観的な感覚なのです。それでは彼らは、彼らの感覚において本当に「ケチ」なのでしょうか?