お金持ちは強い承認欲求を持っていない
「承認欲求」とは、他人から認められたいという欲求のことです。たとえば「自分のがんばりをだれかに褒めてもらいたい」、「SNSの投稿にたくさん「いいね!」がほしい」などは承認要求の表れともいえます。
承認欲求が強い方は、高級ブランドの商品を購入して写真を投稿したり、有名人が開催しているイベントに行って共に記念写真を撮ってその写真を投稿したりして、SNSでの称賛を集めようとします。つまり、承認欲求をお金で解決している状態です。
ただしお金持ちは、承認欲求をお金で解決しようとはしません。起業や投資など、自分のやりたいことに取り組んで優秀な成績を収めることで、大きくメディアに取り上げられたり自然と祝福や応援の声がかかったりするようになるのです。
そのため、人に見せびらかすようなブランド品も高級車も必要ありません。お金持ちは、自分のモチベーションが高まるような“やりたいこと”をしているからこそ、承認欲求が満たされているのです。
まとめ
世界のお金持ちたちは、一般的にいわれるような浪費家ではなく、「重要だ」「やりたい」と思ったことに効率よくお金をかけるお金の使い手なのです。そして彼らの視点からいうと、彼らは「ケチ」ではありません。
本記事で紹介したマーク・ザッカーバーグ氏やウォーレン・バフェット氏のように、値段とは関係なく好物ならファストフードを食べればよいし、企業経営や株式投資など自分のしたいことにお金をつぎ込めばよいのです。
彼らを教訓に、お金の使いみちや承認欲求の満たし方を見直してみることでお金持ちの思考へと一歩近付けるのではないでしょうか?
【参考】
『ザッカーバーグ、FB株上昇で「ほっと一息」資産8兆円に』(Forbes JAPAN)
『世界長者番付、ジェフ・ベゾスが2年連続首位 21歳のビリオネアも誕生』(Forbes JAPAN)
タナカ チアキ