「外階段の脇にちょっとしたスペースがあるけれど、何を植えよう?」
「玄関へと続くアプローチに、我が家のシンボルツリーが欲しいな」
そんな「お庭計画」を練っている方もいるでしょう。外階段の横やポストの足元、玄関への小道などに樹木をそっと添えるだけで、空間にやさしい立体感が生まれ、お家の雰囲気がぐっと素敵になります。
庭木向きの樹木にはさまざまな種類がありますが、キレイな花が楽しめる樹木《花木》を選んでみるのもひとつの方法です。
一度根を張った花木は水やりなどのお手入れがほとんど要らず、草花のように小まめな花ガラ摘みも不要。また花の美しさやツボミの愛らしさ、花びらが散りゆく儚さを目線の高さで感じられるのも嬉しいポイントです。
そこで今回は、外階段の脇はもちろん、玄関まわりやテラスの近くなど、ちょっとしたスペースにぴったりな《春に見頃を迎える花木》4種を参考価格とともにお届けします。あわせて、失敗しない庭木選びのコツもやさしく解説していきますよ。
「我が家にぴったりのシンボルツリーをお迎えしたい」「季節の移ろいを感じながら暮らしたい」という方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1. 失敗したくない!花木・シンボルツリーの選び方のポイント
簡単に植え替えができる草花と違い、一度根を張った樹木は移植をするのが難しいもの。だからこそ「何を植えるか」は慎重に考えることが大切です。
あとから「植えなければよかった」と後悔しないよう、まずは花木やシンボルツリーの選び方を確認しておきましょう!
1.1 選び方のポイント① 植え付け場所の環境をチェック
樹木にはさまざまな種類があり、それぞれ好む環境が違います。
環境が合わないと「花が咲かない」「紅葉しない」などうまく育たないことがあり、最悪の場合枯れてしまうことも。
まずは植えたい場所の日当たりや風通し、水はけなどを把握し、その場所に適した花木・シンボルツリーをセレクトするところからスタートしましょう。
1.2 選び方のポイント② 最大樹高・葉張りをチェックする
気になる樹木が見つかったら、最大樹高や葉張りをチェック。
元気よく大きく育つ種類や、枝を横に広げてのびのび育つ種類は、ご近所への配慮や美しい樹形を保つため、定期的な剪定が必要になります。
同様に、小スペースに大ぶりな樹高を植えてしまうと手狭に感じることも。限られたスペースで樹木を楽しみたいときは、スリムな樹形のものが向いています。
花や葉の美しさで選ぶのもひとつの方法ですが、お手入れの頻度や数十年後の姿までイメージしながら選ぶことが大切です。
1.3 選び方のポイント③ 落葉樹と常緑樹の違いをチェック
樹木をざっくり分けると「落葉樹」と「常緑樹」に分けることができます。それぞれの特徴を確認しておきましょう。
【落葉樹】秋になると葉を落とす樹木
- メリット…季節の移り変わりが感じられること。春の新緑や夏の青葉、秋の紅葉などが楽しめるのはもちろん、春夏は木陰をつくり、秋冬は日光を届けてくれるのも嬉しいポイントです。
- デメリット…花が散る時期と葉が落ちる時期は掃き掃除が必要です。
【常緑樹】年間を通して葉が落ちにくい樹木
- メリット…常に葉が茂っているので外部からの目隠しに最適です。葉が落ちにくいので秋冬もグリーンが楽しめ、落ち葉掃除も落葉樹ほど手間がかかりません。
- デメリット…日光が当たりにくいため部屋が暗く感じたり、室温が上がりにくいことがあります。
2. 春が見頃!外階段の主役におすすめの花木5選
ここからは、春に花が咲く《外階段の主役におすすめの花木》を4つご紹介。それぞれの魅力や特徴をお届けしていますので、ぜひ庭木選びやシンボルツリー選びにお役立てください。
2.1 ハナミズキ
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- 形態: 落葉高木
- 樹高: 約8~10m
- 植え付け時期: 12~3月頃
桜の花が終わる頃、ピンクや白の爽やかな花を咲かせるハナミズキ。育てやすい性質から公共施設や公園、学校や街路樹などにも多く植栽されています。
春の開花期はもちろん、夏には鮮やかな新緑が、秋には美しい紅葉が、冬には赤い実の姿が楽しめるのも魅力。日当たりが良く、強い西日が当たりにくい場所を好みます。
お庭のスペースに合わせて、毎年の剪定で高さをコントロールしてあげてくださいね。
※参考価格: 2000~4000円前後(5号ポット苗)
2.2 ユキヤナギ
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- 形態: 落葉低木
- 樹高: 約1~2m
- 植え付け時期: 10~11月、2~3月頃
長く枝垂れる枝に、雪のような純白の小花を咲かせるユキヤナギ。肌寒さが残る時期から開花が始まり、満開時は枝が見えなくなるほどたくさんの花を咲かせてくれます。
落葉前には真っ赤に紅葉し、開花期とは別の美しさが楽しめるのも魅力。強靭な性質なので、ガーデニング初心者さんにもおすすめです。
※参考価格: 1500~2000円前後(5号ポット苗)
2.3 沈丁花(ジンチョウゲ)
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- 形態: 常緑低木
- 樹高: 約1~2m
- 植え付け時期: 9~11月、3~4月頃
沈丁花(ジンチョウゲ)は、三大香木のひとつとされる樹木。早春から開花が始まり、花と一緒に濃厚な甘い香りが楽しめます。
花の外側が赤紫×内側が白の花色が一般的ですが、白い花が咲く「シロバナジンチョウゲ」、黄色の花が咲く「キバナジンチョウゲ」などもあり、好みでセレクト可能です。午前中だけ日が当たる半日陰を好みます。
※参考価格: 2000~5000円前後(5号ポット苗)
2.4 シルバープリベット(シルバープリペット)
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- 形態: 半常緑低木(※寒冷地では冬に葉を落とすことがあります)
- 樹高: 約1~3m
- 植え付け時期: 9~11月、3~4月頃
春から初夏にかけては香りのよい小花が、花が無い時期はシルバーグリーンのおしゃれな葉が楽しめるシルバープリベッド(シルバープリペット)。見た目はもちろん、暑さにも寒さにも、痩せ地にも強い丈夫な性質も魅力です。
枝が広がりやすいので、スリムに育てたいときは定期的な剪定が推奨されます。
広い場所でのびのびと育てるのもおすすめです。日当たりの良い場所~半日陰を好みます。
※参考価格: 2000~4000円前後(5号ポット苗)
3. まとめにかえて
家の外階段は、意外と人目につく場所。草花で彩るのもステキですが、花が楽しめる樹木=花木をお迎えするのもおすすめです。
花が楽しめるのはもちろん、草花と違って高さがあるため、庭全体に立体感がうまれおしゃれな雰囲気になるのもメリットのひとつ。
ぜひ本記事を参考に、植えたい場所にピッタリな花木を見つけてみてください。
LIMOガーデニング部