例えば、生理に必要なナプキンやショーツ、ブラジャーが必要になった時、最初から母親が一緒にお店に行き、買いに行くようにしてはいかがでしょうか。最初だけでは無く、以降も一緒に買いに行くのです。そうすることで、それが当たり前のことであり、その延長線上として身体に関する悩みや考えを話すのは『当たり前』という認識を持ってもらうのです。
身体のことはどうしても恥ずかしいことと捉えがちですが、一緒に買い物に行く・話をするといった日頃からの小さい積み重ねから、子どもとの間に些細なことでも話せる雰囲気を作っておくということは、とても大切と言えるでしょう。
男子にあわられる身体の変化
男子は中学生になると、多くの子達が成長期を迎え、急に背が伸びたり、足が大きくなったり…と、目に見ても分かる身体の変化があります。靴は傷む前にサイズアウトとなり、洋服もいままでジュニアサイズだったのがとうとうメンズサイズへと切り替わっていきます。母親も突然の変化に、戸惑う人も多いかもしれません。
母親は見て見ぬふりも必要
中学生男子ともなれば、異性に対する関心も強くなる時期です。1日に2~3枚多く下着が洗濯物に出されていたり、部屋の掃除に入ったらひどく嫌がられたり…というようなこともあるでしょう。「何か後ろめたいことでもあるの?!」と母親が突っ込んでも、素直に言わないのが男子中学生です。もっとも母親が疎ましい時期であると思われます。