メリハリをつけてモチベーションをあげる過ごし方を
冬休みの期間中ずっと同じ環境で勉強していると、気が滅入ってしまったり、なんのために勉強をしているんだろうと分からなくなってしまう子どももいるそうです。そのためメリハリをつけて休み、中学受験や勉強に対するモチベーションを高めていくことが重要です。
冬休みには大掃除や初詣、親戚が集まるなど、普段とは違ったイベントがたくさんあります。少し身体を動かすことは脳の活性化にもつながるので、せっかくのイベントは気分転換のためにも家族みんなで楽しみましょう。
ただ、ダラダラと休んでしまってはいけません。例えば午前中は勉強をして午後からは大掃除を手伝う。そのご褒美として夜は家族団欒の時間にして、勉強はお休みする。買い物に出かけたら夕方からは普段通り勉強する…など、これまでの勉強習慣が途切れないように、メリハリをつけて楽しみましょう。
気持ちの部分でも、なぜ中学受験をしようと思ったのか、中学に行ったらこんなことができそうだねと、勉強をすること自体が目標とならないように、会話などでモチベーションをあげていけるといいでしょう。1年の始まり、新年の目標を一緒に立てるのもいいかもしれませんね。
まとめ
普段より子どもと多く過ごす冬休みの期間、受験生や保護者にとってぴりぴりしてしまいがちな期間でもあります。
けれど特別な何かをするよりも、普段と変わらないような毎日を過ごし、勉強することが重要なのだと思います。塾などでの勉強だけでは補えない、生活環境を整えるサポートを保護者が気をつけてあげると良いでしょう。
吉永 涼