・「毎日のように残業を押し付け、休日出勤まで強いる上司に参っていました。だんだん食欲がなくなり、仕事中もボーっとするように。このままでは倒れてしまう…と判断し、退職願を提出しました。最後までグチグチと言われましたが、今ではストレスのない職場に転職でき、平和な日々を過ごしています」

・「上司から能力や人格を否定するような言葉を投げかけられ、限界寸前の時期がありました。家族の勧めで病院を受診したところ、「うつ病」と診断され1年間休職することに。別の上司に事情を説明し、違う部署で復職しました」

まとめ

言葉の暴力、残業や休日出勤の強制、仕事を教えない、仲間外れなど、パワハラにはさまざまなパターンが存在します。そのような状況に耐え続けていると、やがて精神的に限界が来てしまうかもしれません。そうなる前に、上司から逃げ出す手段を考えましょう。

別の上司に相談する、休職や退職を申し出るなどの行動をとり、自分の身を守ってください。また、会社がある場所の労働局または労働基準監督署の「総合労働相談コーナー」など、外部の相談窓口を活用する方法もあります。(※4)

【参考】
(※1)「パワーハラスメント対策が事業主の義務となります!」都道府県労働局 雇用環境・均等部(室)
(※2)「職場のパワーハラスメントについて」厚生労働省
(※3)「パワハラ「該当しない例」示す 厚労省が指針素案」日本経済新聞
(※4)「外部の相談窓口を利用しよう」あかるい職場応援団(厚生労働省)

LIMO編集部