「そんなのはわかってる!君の成長のために、あえて割り振っているんじゃないか!」

「係長が楽したいだけだろ……」と言いたい気持ちをぐっと堪え、Aさんはしぶしぶその案件を引き受けたそうです。案件は、丸投げ。上司からのサポートはありませんでした。

部下の経験値を上げるために、上司が自分の仕事を部下に振ることはあります。しかしデキる上司であれば、部下の仕事量がオーバーになっていないかなど、フォローがあるはず。自分の仕事を部下に流すだけというのは、「上司」というパワーを乱用しているともいえるでしょう。

【ケース2】飲み会で昔の自慢話ばかりする上司

Bさんは、上司との飲み会に嫌気が差していました。飲みの場で会話が途切れがちになると、ほろ酔いでいい気分になった上司が「俺の若いころは……」と、いつもの調子で語りはじめるからです。