そのような中、日経平均株価も大きな動きが見られませんでした。この日の高値は+31円高、安値は▲24円安となり、日中の値幅(高値と安値の差)は約55円という非常に狭いレンジ内の値動きでした。

ただ、それでも最後はプラス圏でフィニッシュして、一応は続伸で引けています。

なお、TOPIXも同じような値動きでしたが、最後までプラス圏へ浮上することなく5日続落となりました。

東証マザーズ株価指数は反発、売買代金は10日連続で1,000億円を上回る

東証マザーズの出来高は7,061万株、売買代金1,354億円となりました。出来高は前日より小幅減少となりましたが、売買代金は横這いでした。

先々週から始まった年内のIPOラッシュを受け、個人投資家の資金移動が激しさを増しており、売買代金は減ったものの10日連続で1,000億円を上回りました。1,500億円には達しませんでしたが、12月上旬までの薄商いが嘘のような活況となっています。

なお、株価指数は反発となりましたが、まだ900ポイント回復には至らない状況です。

太陽誘電が年初来高値を更新、業績下方修正の懸念が高いしまむらが急落

個別銘柄では、ハイテク株の一角が買い戻され、太陽誘電(6976)が値を上げて年初来高値を更新し、アドバンテスト(6857)や三菱電機(6503)も堅調に推移しました。