帰省やレジャーなどで自家用車を長距離乗るとなると、出先で何かあったら不安になりますよね。
かといって出かけるたびにディーラーや整備工場できっちりプロに点検してもらえば非常に安心ですが、いざ点検してもらうとなると時間もお金もかかります。
もし仮に出先でトラブルが起きたとき、平日であれば近くの整備工場で車を見てもらえればトラブルを解決できますが、年末年始などの長期のお休みとなるとそうはいきません。
そこで今回は、長距離ドライブの前に「自分で簡単にできる愛車のチェックポイント」を紹介していきます。
2018年年末年始の車のトラブルトップ10
はじめに、前回の年末年始(2018年12月29日~2019年1月6日)にJAFに救援要請があった車のトラブルの上位10項目を見てみましょう。(参考:『JAFロードサービス主な出動理由TOP10 2018年 年末年始「四輪」』JAF)
1位:過放電バッテリー
2位:タイヤのパンク、バースト、エアー圧不足
3位:破損/劣化バッテリー
4位:落輪・落込
5位:キー閉じ込み
6位:事故
7位:スパークプラグ
8位:燃料切れ
9位:発電機/充電回路
10位:ハンドルロック・キー作動機構
このように、キー閉じ込みといった人為的なミスや発電機/充電回路(オルタネーター関連)といった致命的な故障・事故などの項目以外は、未然に防ぐことができるトラブルといえます。
特に上位3項目は自宅やガソリンスタンド等で事前チェックできる内容です。
以下では、それぞれのチェック方法を紹介していきます。