真面目に生きていれば「普通の家庭」を持てると思っていた
彼女たちに共通するのが、あまり反抗期らしいものがなく受け身であるということです。特に自分が主体的に「やりたい」と思って、失敗するリスクを負って挑戦したことがあまりありません。
あるアラフォー実家暮らし女性は金融機関に勤務しておりました。普通なのだから普通に結婚できると思っていたそうです。親の言いつけを守り、親が「いい学校」と思うような中高一貫校に進学して、そこから女子大に進みます。そして、親が「安定しているからいい」という金融機関に就職しました。しかし激務で退職に至り、今は残業がない契約社員で勤務しておりました。
言われたことを愚直にこなし、自分のことを特別に優秀とか美人とは思っていないけれども、「中の中」「普通」だと思っていたそうです。そして「普通だから普通の男性と結婚する」だろうと。
しかし、気が付いたら同級生がどんどん結婚していき、自分で積極的に選んで未婚でいるわけではないのに「どうして結婚しないの?」と聞かれる年齢になってしまったとか。
親にも急かされ婚活を始めたけれども、うまくいかないそうです。