「普通」の基準が現実離れしすぎている
彼女はまず、「婚活アプリ」で普通の男性を探したそうです。彼女は年収300万円でしたが、職場の総合職男性と同じ額である「年収550万円以上・土日休み」で相手を探しました。長期休暇で毎年海外旅行に行っているので、一緒に海外旅行に行ける男性が理想なのだそうです。
マッチングしても、メッセージのやり取りが不自然で出会うに至らなかったり、趣味や価値観が合わなそうだなと思って、何十人もの男性とマッチングしても実際に会った男性は5人もいなかったそうです。
会っても全く楽しめなかったり、逆にいいなと思った相手からは2回目に誘われなかったりして、ダラダラ婚活をやっていたらアラフォーになってしまったというのです。
「そんなに高望みしているつもりはないのですが」といいつつ、同年代で年収550万円以上の未婚男性は婚活市場でかなり少ないのです。いないわけじゃないのですが、例えば34歳の男性であれば27歳女性だってターゲットにします。30代正社員や看護師などキャリアがある同年代女性とも比較されるでしょう。
非正規雇用の30代女性を選ぶメリットは何かあるのでしょうか?