次に変わるのは老人ホームに入る時でしょうから、その時に古い年賀状を見ながら挨拶状の宛名書きをすれば良いのです。

SNS等のインターネットも、連絡先の交換の必要性を減らしてくれます。古い友人に連絡したくなったら、インターネットでフルネームを入れて検索すると何らかの情報が得られる場合も多いでしょうし、SNSで「高校時代の同級生A君の連絡先を知りたい」と記入すると、結構な確率でA君にたどり着けると思います。

挨拶は、昔の年賀状を見ながら心の中で

還暦前に受け取った年賀状は、毎年正月に眺めることにしています。「年賀状を出すのをやめていなければ、これと概ね同じ物が今年も来ていたはずだ」と思えば良いのですから(笑)。

年賀状をくれた人には、一人ずつ心の中で新年の挨拶をするのです。それが相手にも伝わることを祈りながら。

定年後、「たまには会おう」の年賀状はメリット大

上記は、筆者の場合です。筆者は、銀行を退職して大学に転職し、還暦を迎えても現役で、銀行時代と異なる人間関係を築いています。したがって、孤独に悩むことも、やることが見当たらずに時間を持て余すこともありません。むしろ、忙しく働いていて年賀状を書く時間を惜しみたいほどです。