「小学校に通う娘の周囲には、私が在宅で働いていることを話してあります。しかし、パートなどで外で働いているママたちからは、在宅の仕事=何時でもできるので用事があれば動かせる、と思われていました。そのため『ストレスがなくて羨ましい』なんて言われることもしばしば。しかし実際は多くの締め切りに追われ、調整するのも一苦労なんです。

そんな周囲の誤解で困ったのがPTA役員を決めたとき。『Sさんは時間が自由になるからぜひ引き受けてほしい』と一番学校に出向かなくてはならない役員を勧められました。シフトで働く他の方が自分の都合で急に勤務日を選べないように、私にも先方との調整があることをお話したのですが『そうそう重ならないのでは?』という周囲の意見で押し切られてしまい、役員をやるハメに。

結局、役員の日は寝る時間を削って仕事をしています。もう少しフリーランスへの理解が得られる世の中になって欲しいです」イラストというと、どうしても楽しそう・才能を活かして自由、といったイメージが付いています。そういった場合、周囲に大変さを伝えるのがなかなか難しいようです。

まとめ

どんな仕事をするとしても、仕事と家庭の板挟みになることが多いワーキングママたち。仕事内容よりも、周囲にその大変さを理解してもらえないことが意外にもストレスとなっているようです。

夫に比べ、確かに働いている時間は短いかもしれません。しかし、片時たりとも休むことのない「母親業」を兼ねながら働くママたちに必要なのは、それを理解し助け合う心を持った周囲の協力なのかもしれません。

LIMO編集部