便利家電はスイッチを押すだけで終わり?
なぜ、このような事態が起こってしまうのかを考えたところ、夫が「食洗機の中に食器を入れてスイッチを押す」ことは積極的にしてくれますが、「洗い終わった食洗器の中の食器を食器棚に戻す」ことを一切やっていないことに気付きました。
つまり、自分が食洗機の中に入れた食器の仕上がりを確認していないので、いくら筆者が注意したとしても延々と「これくらい詰め込んでも洗えるだろう」と認識していたようです。当たり前のことですが、便利家電はスイッチを押すだけで終わりではありません。こうした出来事は、床拭きロボットでも起きました。
毎日の掃除機がけをどうにかラクにしようと、筆者は奮発して先日、乾拭きも水拭きもできる床拭きロボットを購入。乾拭きモードでももちろんキレイになりますが、水拭きモードなら乾拭き以上にフローリングの床がピカピカになるので、とても気に入っていました。
しかし水拭きモードをきちんと使うには、事前にほこりやゴミを掃除しておかなければいけません。説明書にもそう書いてあるにも関わらず、夫は「水拭きすれば一気にキレイになるだろう」と2階の寝室で床拭きロボットのスイッチをオン。そのまま仕事に行ってしまいました。
1時間後寝室へ見に行ってみると、確かに床はピカピカになっていました。しかし、ところどころに見えたのがへばりついた濡れたホコリ。そう、掃除機をかけないで使うとこうなるのです。
結局、筆者が雑巾を使って部屋中の濡れたほこりやゴミを掃除し直すことに。こんなことになるなら、自分で掃除機をかけて床拭きロボットを作動させた方が、精神的にラクだった…。そんな思いを抱きながら、出勤して事態を知らない夫を呪った筆者でした。