実は「フレネミー」だった?彼女との出会い

私が「フレネミー」という言葉を知ったのは、彼女と出会った数年後でした。
ですので、結果的に後から『彼女はフレネミーだったのではないか…』と思ったのです。

そんな彼女、Yさんとの出会いは幼稚園を通じた集まりでした。
当時役員をしていた私は、学年を超えた集まりに声を掛けてもらい、そこでYさんと出会ったのです。Yさんとは子どもの学年も性別も違うため、本当に初対面でした。

他にも多くの保護者がいましたので、彼女とは挨拶を交わした程度でした。
とても親しみのある笑顔と雰囲気が印象的で、決して悪いイメージは抱きませんでした。

最初に覚えた違和感

保護者の集まりから数カ月後、当時、私は飲食店でアルバイトをしていました。その飲食店にたまたま、Yさんが立ち寄ってくれたのです。

Yさんに「元気~?!」と、話しかけられ、私はすぐに彼女を思い出すことができず『こんにちはー』と挨拶する程度でした。

Yさん「忙しいんだね~。いつでも子ども達預かるから、言ってね!
帰り際、私にその様に声を掛けてくれたYさん。

それは、彼女的には社交辞令だったのかもしれません。ですが、私にはとっても違和感があったのです。

Yさんの子どもは女の子1人。私の子どもは男の子2人。学年も違うし、普段の面識もあるわけではありません。
そんな人に「子ども、預かるから」って言うなんて…と思い、私は『あぁ…うん、ありがとう』とちょっとビックリしながらも、あいまいな返事をすることしかできませんでした。

私自身、慎重派というより楽観的なタイプです。そのため、人の好意に違和感を覚えるということは、いままでにない体験でした。

その後も、実際に彼女に子どもを預けることはありませんでしたが、この時に覚えた違和感は、何故か忘れることが出来ず、ずっと胸の中にあったのでした。

知らない間に孤立していたママ友

私の友人にAさんという人がいます。
Aさんの息子さんと私の長男が仲が良く、子ども達が1歳になる前からのお付き合いです。