大塚家具が大爆騰、救済したヤマダ電機は一時急落! 日経平均株価は3日ぶり小反発

【東京株式市場】 2019年12月12日

また、アドバンテスト(6857)、ルネサスエレクトロニクス(6723)、SUMCO(3436)、SCREENホールディングス(7735)などが大幅高となり、信越化学工業(4063)も大幅上昇で引けました。

さらに、ハイテク株ではソニー(6758)も年初来高値更新となっています。

一方、円安進行に歯止めがかかったことを受けてホンダ(7267)、マツダ(7261)など自動車株が総じて下落し、連日で高値更新が続いた日野自動車(7205)も大幅反落となりました。

また、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)や野村ホールディングス(8604)など金融株も利食い売りに押されたようです。

なお、取引時間中に、ヤマダ電機(9831)が経営危機に直面している大塚家具(8186)を子会社化するという観測報道が流れました(注:引け後に正式発表)。

このニュースを受けて経営破綻リスクが薄れた大塚家具に買いが殺到し、最後は+31%高に迫る大爆騰のストップ高となりました。他方、ヤマダ電機の株価はニュースが流れた直後から急落する事態となりましたが、最後は▲2%弱安に止めて引けています。

大塚家具というお荷物を背負いこんだヤマダ電機に対する株式市場の反応は、厳しく懐疑的だと言えましょう。

新興市場(東証マザーズ)では、前日に新規上場のマクアケ(4479)に買いが集まり、最後はストップ高のまま引けました。一方、メルカリ(4385)が大幅続落となり、SOU(9270)やシルバーライフ(9262)は急落しています。

葛西 裕一

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執筆者

国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。