具体的には、

① 預貯金
② 投資信託
③ 株式(個別株式)

の3つくらいしかありません。

不動産、金投資、仮想通貨、ロボアド、クラウドファンディングなど、ほかにも様々な金融商品がありますが、こうした条件をすべて満たすものはありません。

加えて、①預貯金には利息はほとんど付きませんし、③株式は銘柄によって価格が異なり小口投資ができない上に、値動きが大きいというハードルがあります。

こうしてスクリーニングしていくと、結局②投資信託から選ばざるを得ないということになります。

ところが、ここでも再びハードルがあります。日本における公募投資信託は6,124本※もあり、その中から目指す1本を選び出すのはかなり知識がある方でも難しいことです。

※投資信託協会のデータより。2019年10月末基準。

金融機関に聞けばそれを教えてくれると思っている方が多いかもしれませんが、そうではありません。

彼らも全ての投資信託を販売しているわけではなく、特に対面サービスを行う金融機関では手数料率が高めの投資信託を販売しないとコスト割れしますから、目指す一本にはまず巡り合うことはできません。