普段からよく会話をする夫婦であれば、想い出話の中から薄毛の話題へと繋げる方法もあります。とくに役立つのが、交際中や結婚当初などの若い2人が写った写真やムービーです。

まずは、タイミングを見計らって…
「久しぶりに昔の写真でも見てみない?」
「もうすぐ結婚記念日だし、結婚式のときのDVDを一緒に見返したいな」

こんな誘い文句はいかがでしょうか。そして、2人の容姿の変化などに触れつつ、自然と薄毛の話題ができるよう工夫します。

「こう見ると、2人とも年を取ったよね。私は顔のほうれい線が濃くなったのが嫌だ…。あなたはどの変化が1番気になる?」
「私の髪、昔こんなに明るかったんだね!最近は、髪の傷むのが嫌だからブリーチなんてできないなぁ。あなたも髪や頭皮に年齢の変化、感じてる?」

こんな話の展開はいかがでしょうか?夫から「薄毛が気になる」というニュアンスの言葉が出てきたら作戦成功!その場合は、妻が薄毛対策寛容であることをしっかり伝えましょう。夫の薄毛の悩みを夫婦で共有できれば、夫も薄毛対策に前向きになれるはずです。

妻のひとことが、夫の薄毛対策開始のよいきっかけになるかも!?

長年生活を共にしてきた夫婦なのだから、薄毛についてもストレートに話しちゃえばいいのに!と思う方もいるかもしれません。しかし30~40歳代の男性にとって、“薄毛”は超センシティブな問題。何気なく放った言葉が、夫を傷付けてしまうことがあるようです。今回ご紹介したアイデアを参考に、夫が気兼ねなく薄毛対策を始められるきっかけ作りをしてみてください。

上田 みどり