ただ、録画になったことで「アニメだけを見たい、見れる」ということに子供達が気つき、やたらとコマーシャルを飛ばすことを求めるようになりました。

これら2つの番組で流れるコマーシャルは子供向けのものばかりで、ある意味アニメと調和している印象がありました。

ドラえもんだったりクレヨンしんちゃんの一部のような雰囲気ですが、子供の求め通りに飛ばすと、視聴時間が短くなった気分になりました。そんなこんなで、録画で便利になるかと思いきや、ドラえもんとクレヨンしんちゃんに関しては必ずしもそうとも言い切れなかったのです。

ドラえもんとクレヨンしんちゃんから卒業する層が増える?

週末が始まるサインでもあったドラえもんとクレヨンしんちゃんが土曜日の夕方に移動してしまい、生活スタイルに合わないファミリー層も出てきていると思います。

録画しても見る機会がなく溜まっていけば、遅かれ早かれ「もう録画はいいか」と考える親がいてもなんら不思議ではありません。小学生も成長するにつれて、アニメよりゲームやYouTubeの視聴に時間を使いたくなる子も増えていきます。

実際、筆者の周りでは曜日移動を機に卒業した子が複数人います。今後も、テレビをつければ放送している金曜の夜だったら見るけれど、録画してまでは見ないと自然と離れていく層が増えていくのではないかと感じています。